「新入社員がやばい。常識的な行動範疇から外れているため、どのように指導すればいいのか分からない」
「毎年のことかも知れないが、新入社員がやばい。他の企業ではどのように対処しているのだろうか」
と気になりませんか。
入社したての社員は、社会の常識や会社内独特のルールなどを熟知しておらず、時にとんでもない行動をすることがあります。
この記事を読めば、新入社員のやばい行動や、行動を再発させないためにどのようにすれば新人教育を出来るのかなどについて理解することができます。
新入社員がやばいと悩んでいる方はぜひ、最後まで読んでいって下さいね。
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- 【事例13選】新入社員のやばい行動をご紹介!
- 新入社員のやばい行動1:上司にため口
- 新入社員のやばい行動2:ミスを指摘したら逆ギレ
- 新入社員のやばい行動3:とんでもないミスを隠しており大惨事
- 新入社員のやばい行動4:注意したらパワハラと騒ぎ裁判を起こす
- 新入社員のやばい行動5:教えてもらえっていないからできない
- 新入社員のやばい行動6:仕事が終わっていないのに定時で上がる
- 新入社員のやばい行動7:仕事をえり好みする
- 新入社員のやばい行動8:会社に親がついてくる
- 新入社員のやばい行動9:先輩社員に対して上から目線で接する
- 新入社員のやばい行動10:電話を取らないまたは取りたがらない
- 新入社員のやばい行動11:会議中に寝ている
- 新入社員のやばい行動12:叱ったら翌日から欠勤
- 新入社員のやばい行動13:いきなり辞める
- 新入社員がやばいと感じる先輩社員の行動5選
- 新入社員をやばいと感じられてしまうのは、世代間ギャップを認識していないから
- 新入社員の性格傾向は7つ
- 新入社員を指導する際に重要な5つのこと
- 人事が早期離職者を出さないために現場と連携してするべきこと3つ
- まとめ
【事例13選】新入社員のやばい行動をご紹介!
「新入社員のやばい言動については、毎年のように見聞きするけれど、2022年にはどのような言動があるのだろうか」
と気になりませんか。
新入社員のやばい行動については、以下の13個の行動があります。
・新入社員のやばい行動1:上司にため口
・新入社員のやばい行動2:ミスを指摘したら逆ギレ
・新入社員のやばい行動3:とんでもないミスを隠しており大惨事
・新入社員のやばい行動4:注意したらパワハラと騒ぎ裁判を起こす
・新入社員のやばい行動5:教えてもらえっていないからできない
・新入社員のやばい行動6:仕事が終わっていないのに定時で上がる
・新入社員のやばい行動7:仕事をえり好みする
・新入社員のやばい行動8:会社に親がついてくる
・新入社員のやばい行動9:先輩社員に対して上から目線で接する
・新入社員のやばい行動10:電話を取らないまたは取りたがらない
・新入社員のやばい行動11:会議中に寝ている
・新入社員のやばい行動12:叱ったら翌日から欠勤
・新入社員のやばい行動13:いきなり辞める
それぞれについて解説します。
新入社員のやばい行動1:上司にため口
新入社員のやばい行動として、上司にため口を聞いてしまうという行動があります。
学校や家庭で本来は会社に入れば自分より上位の人には敬語を使うという指導が為されていないためです。
会社は組織であり、社長をトップとしたヒエラレルキーがあります。
流石に敬語くらいは使ってほしいと思うところですが、しっかりと教育をしていく必要性があります。
新入社員のやばい行動2:ミスを指摘したら逆ギレ
新入社員のやばい行動として、ミスを指摘したら逆ギレをされてしまうという行動があります。
新入社員は会社に入社したてであり、ミスを指摘されるのは当たり前です。
むしろ、ミスを指摘されたことで業務改善や成長につながるため、真摯に受け止めることが当然ですが、なかなか出来ない新入社員がいるようです。
ミスを指摘されることはありがたいことで、年齢を重ねるにつれて誰も指導してくれなくなるということもよく言い含めて指導していく必要性があります。
素直さに欠けることは致命的です。
新入社員のやばい行動3:とんでもないミスを隠しており大惨事
新入社員のやばい行動として、とんでもないミスを隠しており、より大きなミスを招く大惨事となることがあります。
例えば、取引先への支払いなどを忘れてしまうという致命的なミスです。
お金のミスは取引先との信頼関係に回復不可能なダメージを与えてしまうことも多々あります。
致命的なミスを次は起こさないように報告連絡相談(ほうれん草)を徹底させる必要性があります。
新入社員のやばい行動4:注意したらパワハラと騒ぎ裁判を起こす
新入社員のやばい行動として、注意をしたらパワハラと騒ぎ裁判を起こすという行動があります。
基本的に入社したての新人が、ミスを繰り返さないように強く注意されるのは会社内では当たり前であるといえます。
にも関わらず、注意をしただけでいきなりパワハラ扱いされて裁判を起こされてしまっては、先輩社員は何も注意することが出来ません。
いきなり裁判を起こされてしまうリスクも考え、慎重に言葉を選んで注意する必要性があります。
新入社員のやばい行動5:教えてもらえっていないからできない
新入社員のやばい行動として、教えてもらっていないから仕事ができないというものがあります。
たしかに会社に入社したてで仕事が分からないという事情は分かりますが、教えてもらわないと仕事ができないという考え方は問題です。
なぜなら、会社は仕事をしにくるところで、仕事を教えてもらうところではないためです。
新入社員指導では自ら積極的に難しい仕事や経験のない仕事をすることが重要だと伝える必要性があります。
新入社員のやばい行動6:仕事が終わっていないのに定時で上がる
新入社員のやばい行動として、仕事が終わっていないのに定時で上がるという行動があります。
残業をすることは良いことではありませんし、労働問題にも発展しかねないことです。
しかし、仕事が終わっていないのに家に帰ってしまうといつまでも仕事が終わりません。
仕事には必ず納期があり、終わらせなければならない期日があります。
会社として、残業を推奨していないが、終わらせるべき仕事を放り出して帰宅することも推奨していないと伝えるようにしましょう。
短い時間で仕事を終わらせることが出来るような仕事術を、指導を通して身に着けてもらうことが重要です。
また、定時で上がるだけではなく時に遅刻をする新入社員も存在するため、しっかりと指導していくことが重要です。
新入社員のやばい行動7:仕事をえり好みする
新入社員のやばい行動として、仕事をえり好みするという行動があります。
新入社員のうちから先輩に振られた仕事を断るといった行動をすることには疑問が残ります。
なぜなら、新入社員は入社したてでどんな仕事が出来るのか周囲は分からないためです。
基本的に先輩や上司から指示された仕事を行い、吸収していくことが大切です。
どうしても仕事をえり好みする新入社員がいる場合には、新人適正を見極めるためにやるべき仕事を一覧表にして本人に分かりやすく説明して納得してもらうようにしましょう。
新入社員のやばい行動8:会社に親がついてくる
やばい新入社員の行動の中で最もまずいケースとして、会社に親がついてくるというケースがあります。
会社の方針にもよりますが、社会人になればもう立派な大人であり、親が会社で起こることに干渉することは筋違いであるためです。
会社の方針として職場を新入社員の親に見せるという会社もあるでしょうが、そうでない会社では親が会社に来ることを歓迎していないということを伝える必要があります。
新入社員のやばい行動9:先輩社員に対して上から目線で接する
新入社員のやばい行動として、先輩社員に対して上から目線で接するという行動があります。
新卒は社会人経験もまだなく、基本的に先輩社員に対して上から目線で接することが出来ないはずです。
あまりにもひどい場合には、会社の先輩に対する接し方などを人事部門がしっかりと指導する必要性があります。
会社内の環境にも関連する事柄であり、実はとても重大な事態です。
新入社員のやばい行動10:電話を取らないまたは取りたがらない
新入社員のやばい行動として、電話を取らないまたは取りたがらないという行動があります。
事務職の新人に関しては、電話応対をしっかりと行い正しい言葉遣いを学び必要性があるため、電話を取ることを嫌がることは大きな問題です。
かかってきた外線電話を全て取り対応するように伝えることが重要です。
新入社員のやばい行動11:会議中に寝ている
新入社員のやばい行動として、会議中に寝ているという行動があります。
新人が会議に出席する場合、議事録をつけるなどやるべきことがあるため、問題がある行動だと言えます。
会議で眠っていると「新入社員がふざけすぎている。どれだけ今年の新人はやる気がないんだ」と人事部門にクレームが来ることも多々あります。
会議中眠ることは避けるように伝えることが重要です。
新入社員のやばい行動12:叱ったら翌日から欠勤
新入社員のやばい行動として、叱ったら翌日から欠勤するという行動があります。
会社で少し叱られたくらいで休まれていては業務が回りません。
いきなり欠勤することでどれくらい周囲から評価が下がるのかなど、新人教育で伝えていく必要性があります。
新入社員のやばい行動13:いきなり辞める
新入社員のやばい行動として、いきなり会社を辞めるという行動があります。
退職願や退職届を出さず、いきなりLINEやメールなどで退職を伝えてくることもあります。
辞めていく人を法律的に止めることは難しいですが、それ以前にマナーの問題として事前に退職を伝えることが大切です。
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新入社員がやばいと感じる先輩社員の行動5選
新入社員のやばい行動もありましたが、新入社員がやばいと感じる先輩社員の行動もあります。
先輩社員自身も自分自身を振り返り、後輩に信用される社員となる必要性があります。
新入社員がやばいと感じる先輩社員の行動として、以下の行動があります。
・新入社員がやばいと感じる先輩社員の行動1:すぐに怒る、怒鳴る
・新入社員がやばいと感じる先輩社員の行動2:仕事の指示が不明瞭
・新入社員がやばいと感じる先輩社員の行動3:仕事を押し付ける
・新入社員がやばいと感じる先輩社員の行動4:残業を強制してくる
・新入社員がやばいと感じる先輩社員の行動5:自分のミスには甘く人には厳しい
それぞれについて解説します。
新入社員がやばいと感じる先輩社員の行動1:すぐに怒る、怒鳴る
新入社員がやばいと感じる先輩社員の行動として、すぐに怒る、怒鳴るといった行動があります。
感情的になるほど仕事に真剣なこと自体は悪いことではありませんが、怒られ慣れていない新人を過度に怒ると拒絶されるだけです。
出来る限り新人がミスをしても冷静に対処するようにしましょう。
新入社員がやばいと感じる先輩社員の行動2:仕事の指示が不明瞭
新入社員がやばいと感じる先輩社員の行動として、仕事の支持が不明瞭という事態があります。
昨今の新人は具体的に指示しなければ、仕事にうまく着手できません。
先輩社員は出来るだけ新人がすぐに動けるような指示を出すようにしましょう。
新入社員がやばいと感じる先輩社員の行動3:仕事を押し付ける
新入社員がやばいと感じる先輩社員の行動として、仕事を押し付けるという行動があります。
新入社員は仕事を押し付けられてもこなすだけの能力を持っていないため、仕事を振られても処理することが出来ません。
そのため、先輩社員が指導の一環として仕事を投げたとしても、自分が楽をしたいために仕事を振っていると思われてしまうこともあり得ます。
仕事を振る意図などを伝えて、無理のない分量の仕事を後輩に渡すようにしましょう。
新入社員がやばいと感じる先輩社員の行動4:残業を強制してくる
新入社員がやばいと感じる先輩社員の行動として、残業を強制してくるという行動があります。
残業は昨今の風潮として許容される雰囲気ではありませんし、嫌う新入社員が多いです。
そのため、残業をお願いする場合には先輩社員が上司から残業許可をもらい、適切に管理することが望ましいでしょう。
新入社員がやばいと感じる先輩社員の行動5:自分のミスには甘く人には厳しい
新入社員がやばいと感じる先輩社員の行動の中で最もしてはいけないことは、自分のミスには甘く他人のミスに厳しいと思われる行動です。
なぜなら、これをしてしまうと一気に新入社員に尊敬されなくなってしまうためです。
先輩社員が率先して新入社員の手本となる行動をしなければならないにも関わらず、自分のミスは反省せず他人を厳しく叱責していれば新入社員が意見を聞かなくなることもある種当たり前と言えるでしょう。
新入社員をやばいと感じられてしまうのは、世代間ギャップを認識していないから
新入社員をやばいと感じられてしまうのは、世代間ギャップを認識していないためです。
なぜなら、新卒入社してくる新入社員は社内で最も若いため、先輩社員が感性などに関しては歩み寄りをする必要性があるためです。
うまく新人指導をしなければネットなどに「あそこはブラック企業だ」などと書かれてしまい、結局は会社が損をすることになるでしょう。
世代間ギャップを認識し、うまく新人を戦力に育てていく必要性があります。
新入社員の性格傾向は7つ
世代間ギャップを理解するためには、新入社員の性格傾向を把握する必要性があります。
なぜなら、新入社員の性格傾向をしっかりと認識しなければ離職率が上がるなど、会社に損失を与えてしまうことにつながるためです。
新入社員の性格傾向として、以下の7つがあります。
・叱られることに対して免疫がない
・自ら考えるという発想がない
・1社での長期勤続を考えていない
・会社よりもプライベートを優先する
・報告連絡相談が苦手
・プレッシャーに弱い
・自分の世界に閉じこもる傾向にある
それぞれについて解説します。
叱られることに対して免疫がない
新入社員の性格傾向として、叱られることに対して免疫がないという特徴があります。
なぜなら、学校教育の文化が変わっており、叱るよりも褒められる環境で育ってきた若者が多いためです。
従来の叱って欠点を修正する教育ではなく、積極的に褒めて長所を伸ばすなどの柔軟性のある対応が企業には求められます。
自ら考えるという発想がない
新入社員の傾向として、自ら考えるという姿勢がない人が多くなりました。
なぜなら、自分で考えるよりも教えてもらいながら物事を進めることが一般的という考え方が根付いているためです。
ですから、マニュアルを作成してまずは一通りの仕事をしてもらうという考え方を会社側も持つことが重要です。
1社での長期勤続を考えていない
日本企業では一般的な考え方である、1社での長期勤続という考え方を持っていない新入社員が増えました。
善悪ではなく、考え方として「会社が合わなかったら辞めて第二新卒などで転職すればいい」という若者が増加傾向にあります。
そのため、過度に新入社員に厳しい指導をしてしまうと離職率が高くなり、ブラック企業だと言われてしまう危険性があります。
会社よりもプライベートを優先する
会社よりもプライベート(私生活)を優先する新入社員が多くなっています。
これまでは会社のためにプライベートを犠牲にして働くという社員も多かったのですが、価値観が違うため注意を要します。
ただし、仕事の出来ない新人のうちからプライベートを優先してしまうと先輩社員との軋轢は避けられません。
ときには会社の同僚と飲み会などのコミュニケーションを取ることも重要だと新入社員教育などで伝えることが重要です。
報告連絡相談が苦手
新入社員の傾向として、報告連絡相談といういわゆるほうれん草が苦手という社員が増えています。
先輩社員に早く相談すれば解決できる問題を自分で抱えてしまうため、仕事の処理に時間がかかってしまうことも多々起こります。
先輩社員が優しく「怒らないから、悪い報告ほど早くするようにしてね」と伝えることが重要です。
プレッシャーに弱い
新入社員の性格傾向として、プレッシャーに弱いという傾向にあります。
意外かもしれませんが、実は新入社員は真面目だということです。
なぜなら、不真面目であれば、プレッシャーを全く感じないためです。
プレッシャーに弱いということを認識して仕事を振っていく必要性があります。
もしうつ病などで休職することになれば、人事問題に発展しかねません。
自分の世界に閉じこもる傾向にある
新入社員の性格傾向として、自分の世界に閉じこもる傾向があります。
なぜなら、インターネットの発達などを背景に自分自身の考え方を直接大勢に伝えるような場と機会が少なかったためです。
先輩社員と腹を割って話すことが出来ないという性格傾向にあるため、出来るだけ対面でのコミュニケーションを行う機会を会社が用意する必要性があります。
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新入社員を指導する際に重要な5つのこと
「新入社員を指導する際に重要なことは何なのだろうか」と気になりませんか。
新入社員を指導する際に重要なことは、以下の5つです。
・指示を懇切丁寧に何度も伝える
・指示は具体的に伝える
・仕事の最終ゴールを仕事の最初に伝える
・叱るのではなく褒めるに徹する
・途中で投げ出さず最後まで見守る
それぞれについて解説します。
指示を懇切丁寧に何度も伝える
新入社員に仕事を与える際には、必ず支持を懇切丁寧に何度も伝えるようにしましょう。
なぜなら、一度指示しただけでは、理解できない可能性があるためです。
自分にとって簡単な仕事であったとしても新入社員には理解出来ていない可能性もあります。
新入社員の目線に立ち、指示を伝えるようにして下さい。
指示は具体的に伝える
新入社員に仕事を振る際には、必ず具体的に指示を伝えるようにしましょう。
なぜなら、具体的に指示されなければ何をしていいか分からなくなるためです。
例えば書類作成時に「これやっておいて」という指示をするのではなく「この書類3枚を3日後までに作ってほしい。3日後にチェックしてミスがないか確認をする」という風に期日や枚数を指定しましょう。
具体的に指示するだけで新入社員は行動しやすくなります。
仕事の最終ゴールを仕事の最初に伝える
新入社員に対して指示をする場合、必ず最初に仕事の最終ゴールを伝えるようにしましょう。
なぜなら、どこで仕事が完成するのかが分からなければ不安になるためです。
例えば仕事を開始する際に「この書類は最終的には社長が月ごとに支社の売上を確認するために作る。社長が最終的には経営状態をしっかりと把握できるように工夫しながら作ってみて欲しい」という風にその資料を何のために使うのかを伝えてください。
仕事のゴールが正確な事業の収支把握だと分かれば、新入社員なりに工夫をしながら分かりやすい資料を作ることも可能です。
叱るのではなく褒めるに徹する
新入社員を指導する上で最も重要なことは、叱るのではなく褒めるに徹することです。
学校教育の方針が叱る教育から褒める教育にシフトしているという理由もあり、怒られることに耐性のない若者が増えているためです。
叱ってモチベーションを下げられ、退職されてしまうと会社は採用にかかった人件費や採用経費など全てを捨てる事になります。
「自分たちの頃はもっと厳しく怒られたのにな」という想いもあるでしょうが、新しい時代に適応するためにも褒める指導にシフトすることが大切です。
途中で投げ出さず最後まで見守る
新入社員の指導では、途中で投げ出さず最後まで見守ることが重要です。
なぜなら、途中で投げ出してしまえば、新入社員が「自分は先輩から見放された」とショックを受けてしまうためです。
仮に仕事が少し不出来であったとしても、根気よく指導する姿勢を見せましょう。
最後まで指導してくれる人だという安心感が信頼を生みます。
新人との信頼関係が構築できれば戦力になってくれるため、後で自分の仕事が楽になると思うようにしましょう。
新入社員が育たなければいつまで経っても、仕事が大変なままになります。
人事が早期離職者を出さないために現場と連携してするべきこと3つ
「結局のところ、新人指導は研修期間を過ぎると現場に任せるしかない」と悩んでいませんか。
人事が現場に対して新人定着のために出来ることがあります。
人事が早期離職者を出さないために現場と連携してすべきことは、以下の3つです。
・人事部門から現場に新入社員対応マニュアルを作成し配布する
・新入社員に関する悩み事を積極的に現場から受け付ける
・集合研修を新卒入社前に行う
それぞれについて解説します。
人事部門から現場に新入社員対応マニュアルを作成し配布する
新入社員が入社するまでの間に、人事部門から現場に対して新入社員対応マニュアルを作成し配布するようにしましょう。
なぜなら、現場が新入社員指導に悩んだときに人事が作成したマニュアルがあれば、指導方針などが明確になりスムーズになるためです。
最近の新人の性格傾向をしっかりと反映し、望ましい接し方などを現場に伝えることが可能なマニュアルを作成しましょう。
新入社員に関する悩み事を積極的に現場から受け付ける
新入社員に関する悩み事を積極的に現場から受け付けるようにしましょう。
なぜなら、新入社員指導に悩んだときに現場が自分たちの感覚だけで指導をしてしまうと、早期離職を招くことがあるためです。
新人育成のやり方や進め方、新入社員の態度に現場が悩んだときにすぐに話を聞くことが出来る体制を会社内で作っておきましょう。
また、完全に現場任せにするのではなく時には人事部門が一緒になって新人指導を行うことも大切です。
新入社員指導をする社員の悩みが深い時には、人事部員自らがサポートに時間を割くようにしましょう。
集合研修を新卒入社前に行う
集合研修を新卒入社前に行うようにしましょう。
なぜなら、集合研修によって新入社員の性格の把握が出来るためです。
3日間など短い期間でも問題ありませんし、リモートで開催しても問題ありません。
入社前に本当は社員がどのような性格をしているのかを見ておき、配属先の現場に伝えられるようにしましょう。
事前情報があれば配属先も対応しやすくなります。
まとめ
今回は、新入社員のやばい行動とその指導法について解説させて頂きました。
特に本文中で解説させて頂いた新入社員への指導方法に注目してください。
少し内向的な性格であり、真面目な部分も持ち合わせています。
新入社員の性格傾向を理解し、適切な指導を行うことで戦力化を目指しましょう。